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2021年7月

  • 2021年07月30日(金)

    令和3年度 8月行事予定

    令和3年度 8月行事予定[PDF:115KB]

  • 2021年07月21日(水)

    令和3年度 1学期終業式

     21日(水),1学期終業式は体育館および武道館の分散型リモート形式で実施されました。

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     校長式辞です。

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     暑い夏がやってきました。今日は,3つのことを話します。

     一つ目は,生徒会を大事にしてほしいと言うことです。

     生徒会役員は,伊集院高校の生徒の皆さんの代表です。今日は,退任式と認証式がありました。これまでの生徒会役員の皆さん本当にありがとうございました。そして,新しい生徒会役員の皆さん,よろしくお願いします。学校が,持続可能であるためには,生徒の皆さんの考えや意見を取り入れる必要があります。しかも,その意見は多様です。それをまとめるのは生徒の代表である生徒会です。先日行われた,体育祭のあいさつは,私のあいさつより、生徒会長の話のほうが立派でした。その時,梅田小波会長のあいさつを聞きながら,生徒の皆さんは,ふさわしい人を選んでいることを誇りに思いました。次の生徒会も,有馬快会長を中心に,この伊集院高校を引っ張ってほしいと思います。

     二つ目は「一生懸命とその上の本気の差は大きい」と言うことです。

     僕が高校時代の夏休みで,思い出すのは,英語の単語帳に書いてあった,正確な言い回しは忘れましたが,「この夏に海に泳ぎに行くのか。勉強をするのか。どっちが大事か。」と問われ,直感的に,海に泳ぎに行く方でしょうと思ったことです。実際は,夏課外に出ながら,海やプールに泳ぎに行ったりして夏を過ごしました。僕の高校時代は,振り返ってみれば,本気だったのは「東京の大学に行く」ということだけでした。それは実現できました。本気で思うことは実現します。でも,大学行って周りの人の話を聞くと,この大学のこの先生に教えてもらいたくて来た,将来商社に入るためにこの学部にきたという人が多く,僕は,一生懸命ではありましたが,本気度には改善の余地があったと正直思いました。この前の,鹿児島ユナイテッドのカターレ富山戦のことです。最後の数分で,同点ゴールを入れられて,2対2の引き分けでした。終わった瞬間,「一生懸命とその上の本気」の差を感じました。押していただけに残念でした。同じカテゴリーで着く差は何か。一生懸命の中のもう一段上です。90分の中の最初のコンタクトの瞬間、1点リードの残り5分です。一生懸命なのはわかりますが,勝ち点3のために,「その上」の選択もあったかもしれません。その差は,幅は10センチ,高低差はメートル単位です。意識の持ち方が大切です。

     3年生の皆さん,これまで一生懸命勉強や部活動に取り組んできました。これからの時期は,「もう一段上」が必要な時期です。一生懸命でも大変ですが,「もう一段上」は,さらに大変です。しかし,そんな機会は,人生の中で何回もないと思います。「もう一段上」とは,例えば,あるアナウンサーが,「私は,この局に合格するために,恥ずかしいくらい勉強した」といいました。そんな感じです。僕も恥ずかしいくらい勉強したことがあります。大学のある夏休みの前に,先生から200ページくらいの英語の論文を一冊渡され,休み中に読んで訳しなさいと宿題を与えられました。その頃,アメリカの環境訴訟の勉強をしていたので断ることもできず,あの夏は,遊ばずに必死に読みました。「もう一段上」の経験をすることができました。「その上」には、もう一つの面があります。それは、メタ認知のメタという面です。メタとは、もうひとりの自分で自分を見る、もう一段上から物事を見るということです。今の勉強・テスト問題で大事なのは、メタの部分です。アクティブ・ラーニングも要するに、メタをどう働かせるかということです。数学でいえば、公式を当てはめる問題と、その公式の証明過程の問題の差です。この公式はなぜこうなっているのかと考えることです。また,授業が終わった後で,要するに今日の授業は何だったのかと考えることです。そんなに難しいことではありませんが,習慣づける必要があります。

     最近、よく授業をみています。国語の羅生門の授業では、メタを働かせた発表を聞くことができました。世界史では,ラティフンディアのしくみをまとめるところでした。英語の授業では、メタ認知を活用した英文の読みが行われていました。英語の授業では,自分の高校時代を思い出しました。正直にいうと、英語の先生が言っていることの意味がわかったのは高校3年の秋でした。メタの勉強をするには先生が言っていることの意味がわからなければなりません。僕の場合は,勉強不足,具体的には語彙力不足のため,先生が言っていることの意味がわからなかったのだと思います。この夏に時間を見つけて、教科書や600選の単語を覚えてはどうでしょうか。きっと,秋には先生が言っていることの意味がわかり始めるはずです。少しでも,効果はその何倍かあります。騙されたと思って試してください。

     そして,3つめで一番大切なことです。「自分,自分の命を大切にしてください。」と言うことです。

     私を含め,みんなかけがえのない存在です。くじけそうなときもあります。人の悪いところしか見えなくなることもあります。そんなときは,自分がこれまでしてきた成果を意地でも探しだして書き留めて,自分を高めるため事に集中してください。気になることがあれば,誰かに相談してください。また,SNSなどの無責任な拡散はだめですが,自分の思いを世の中で認められたかたちに変換して表現することもできます。新しい部活動を始める,イベントに参加してみる,短歌を作る,歌を作る,絵を描く,新しい趣味を始める,手紙を書いてみる。いろいろあります。
     何かをしようとすると,周りの人との違いが当然生まれます。しかし,違いが悪い感情になりそうなときは,注意が必要です。そんなときにも,優先しないとならないのは,自分を高めることです。もやもやしたときは,英語の単語を覚えてください。また,さっき言った、「その上」の経験,「その上」から見る試みをしてください。自分をもうひとりの自分で見てください。周りの人のこととか,いやなこととかは気にならなくなり,そして,夏が終わる頃、その先が見えてきます。かけがえのない存在である自分を大切にしてください。

      今日は,

     「生徒会を大事にしてほしい」

     「一生懸命とその上の本気の差は大きい」

     「自分,自分の命を大切にしてください」

    という,3つのことを話しました。

     暑い夏が続きます。課外,部活動もあります。夏を越えて,9月の始業式でまた,私の話を聞いてください。楽しみにしています。以上です。

  • 2021年07月21日(水)

    7/21 表彰式&退任式・認証式

     1学期終業式を迎えるにあたり,先に表彰式と生徒会退任式・認証式が本校小会議室より分散型リモート形式で行われました。

    【 表彰式 】

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    七夕書道展

     県議会議長賞 ・・・ 有馬 言美(2年・伊集院中出身)

     南日本芸術学園賞 ・・・ 花倉 優来(2年・伊敷台中出身)

    第28回全国高等学校写真選手権大会「写真甲子園2021」

     九州・沖縄ブロック審査会出場 ・・・(代表)谷口 果蓮(3年・川内中央中出身)

     

    【 退任式・旧生徒会長あいさつ 】

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    【 新生徒会役員紹介・任命証書授与 】

     令和3年度新生徒会執行委員名簿はこちら:R3_新生徒会執行委員名簿[PDF:170KB]

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    【 新任式・新生徒会長あいさつ 】

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    新生徒会のみなさん,よろしくお願いします!

     

  • 2021年07月14日(水)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.15 ~ダンス部~

     ダンス部 3年 田中 陽菜乃 (伊集院北中出身)

     私は部活動を通して多くのことを学びました。特に,周りへの感謝を忘れないようにすることは自分の中でも大事にしています。

     今年は2年ぶりに伊集院文化会館で定期公演を開催でき,大会にも参加することができました。コロナの影響で中止や規模縮小となるイベントが多い中,ダンス部の公演ができたことは,周りの方々のおかげです。周りの支えがあったからこそ素敵な公演ができました。

     これからも周りへの感謝を忘れずにしたいです。ダンス部の一員として活動ができて本当に良かったです!

    【主な大会結果】

     ・県高校総体出場

     ・第7回伊集院高校ダンス部定期公演開催

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  • 2021年07月13日(火)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.14 ~陸上部~

     陸上部 3年 徳永 賢 (松元中出身)

     陸上という部活動を通して,専門的なことだけでなく,これから生きるうえで大切なことをたくさん学べました。

     正直,初めは楽しくできれば充分だと思っていましたが,次第に勝つことにこだわるようになって,記録も伸びるようになりました。最後の年に南九州大会に出場できて嬉しかったです。

     主将としてみんなをまとめられたかは分かりませんが,楽しく充実した部活動をすることができました。支えてくれた家族や先生方,仲間には本当に感謝しかありません。

    【主な大会結果】

     ・県高校総体 800m3位,4×400mリレー5位

     ・南九州大会進出 800m6位

     ・インターハイ(福井県)出場 

  • 2021年07月12日(月)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.13 ~女子バドミントン部~

     女子バドミントン部 3年 川畑 心 (伊集院北中出身)

     コロナ禍で試合数も多くはないなか,たくさんの方々の支えのおかげで女子バドミントン部全員で最後の大会を終えることができました。

     部活動は終わりましたが,これからも感謝の気持ちを忘れず,それぞれの夢に向かって一生懸命努力していきたいと思います。

    【主な試合結果】

     ・地区大会 ダブルス優勝,シングルス優勝

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  • 2021年07月09日(金)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.12 ~男子バドミントン部~

     男子バドミントン部 3年 北村 佳大 (甲南中出身)

     約2年間,部活動をさせていただきありがとうございました。去年の3月から新型コロナで自粛,部活動が禁止されたうえに,昨年度の大会はすべて中止され,部内の意識が下がっていたと思います。

     しかし,最後まで部活をやり遂げられたのは周りの方々のおかげだと思っており,この感謝を忘れずに進学や就職後も,色々な物事に打ち込み,頑張っていきたいです。

    【主な大会結果】

     ・地区大会 団体戦優勝,個人シングルス優勝

     ・県総体 個人シングルス4回戦進出

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  • 2021年07月08日(木)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.11 ~男子バスケットボール部~

     男子バスケットボール部 3年 鶴田 翔 (武中出身)

     先日,私たち3年生最後となるインターハイ予選が行われました。コロナの関係により会場の人数制限などもあり,慣れない環境のもとで試合をしました。

     私たちはシードだったので,2回戦からでした。初戦は大差で勝つことができましたが,3回戦の対戦相手はこれまで何度か練習試合をしたことがある高校でした。私たちはその練習試合で一度も勝ったことがありませんでした。前半までは私たちがリードしていましたが,後半で離され,最終的に負けてしまいました。とても悔しい結果に終わってしまいましたが,この3年間で技術だけではなく,人間的にも成長できたと思いました。

     これまで支えて下さった先生方や保護者の方々に感謝したいです。

    【主な大会結果】

     ・インターハイ予選 3回戦敗退

  • 2021年07月07日(水)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.10 ~男子バレーボール部~

     男子バレーボール部 3年 大平 悠仁 (郡山中出身)

     私たちの最後の大会の初戦の相手は,これまで全く戦ったことのない相手で,戦略を練るのが難しく,緊張しましたが自分らしい戦い方で勝てたので良かったです。

     そして,2戦目の相手校は鹿児島県でもベスト8に入っている高校でさらに緊張しました。1セット目は上手くプレー出来ませんでしたが,2セット目は吹っ切れて自分たちらしいプレーが出来ました。

     負けてはしまいましたが,2年間やってきた部活を終えるには良い試合となりました。

    【主な大会結果】

     ・鹿児島県大会インターハイ予選 2回戦敗退

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  • 2021年07月06日(火)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.9 ~剣道部~

     剣道部 3年 今村 葵子 (吹上中出身)

     私の部活動生活は非常に充実したものでした。毎日の稽古はハードで,上手くいかないことも多く楽しかったことばかりではありませんでしたが,厳しく温かい指導をしてくださった先生方はもちろん,家族や保護者の方々,そして仲間に支えられ,2年間諦めずに続けることができました。新型コロナウイルスの影響で制限のある中での部活動ですが,後輩たちには周りの方々への感謝を忘れずに,真摯に部活動と向き合ってほしいです。

    【主な大会結果】

     ・男子個人 ベスト16

     ・女子個人 ベスト16

     ・女子団体 2回戦敗退

     ・男子団体 1回戦敗退

    R3地区春季剣道大会②

  • 2021年07月05日(月)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.8 ~女子バスケットボール部~

     女子バスケットボール部 3年 福田 梨乃 (松元中出身)

     私たち女子バスケットボール部は,優勝を目標に日々厳しい練習を頑張ってきました。IH予選の前は先生に言われなくても,自分たちで納得のいく練習ができるまで何度も何度も繰り返し,修正を行ってきました。

     今大会で目標には届きませんでしたが,自分たちが点をとれない苦しい場面でも,伊集院高校の強みである粘り強いディフェンスで相手の得点を抑え,自分たちらしい試合をすることができ,「感謝」と書かれた幕をしっかりと背負うことができました。

     これからは,女バスで学んだことを学校生活の中でしっかりと生かし,これまで支えて下さった方々に恩返しができるようにしていきたいです。

     

    【主な大会結果】

     ・鹿児島県高等学校バスケットボール大会県予選 ベスト8

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  • 2021年07月02日(金)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.7 ~男子ソフトテニス部~

     男子ソフトテニス部 3年 濵田 洸熙 (串木野中出身)

     約2年半の部活動で,人をまとめることの大変さや勝ち続けることの難しさなど,多くの経験ができました。

     コロナ禍という厳しい状況で,いかに効率良く練習をして濃い練習にするか試行錯誤の毎日でしたが,顧問の先生をはじめ保護者の方々などの支えで3年間やりきることができて,感謝の気持ちでいっぱいです。

     県大会6位になれたことも僕たちの努力が実を結んだ結果だと思うと同時に,部員ひとりひとりが一つになって戦っていた瞬間であったと思います。あの時の光景はきっと忘れないだろうし,後輩達も覚えていると思います。だから,1,2年生にはよりレベルの高いところで戦ってソフトテニスの楽しさを知ってほしいです。頑張ってください。楽しみにしています。

     長いようで短かった部活動でしたが,たくさんの思い出と学ぶことがありました。今まで関わってくださった方々に感謝です。ありがとうございました。

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  • 2021年07月01日(木)

    シリーズ『部活動をふりかえって』2021 Vol.6 ~テニス部~

     テニス部 3年 窪 虎之介 (伊集院中出身)

     私は3年間の部活動をやり通しました。毎日練習を頑張って,先輩方や後輩達と真面目に練習で汗を流し,時には笑い合いながら過ごした日々を昨日のことのように思い,忘れたことがありません。

     個人としては県のシード維持,団体としては九州新人戦出場と,個人・団体ともに悔いはありません。後輩には有望な選手が揃っているので,気を抜かず練習を頑張ってほしいです。

     部活を引退し,これからは受験勉強となりますが,テニス部で培ったものを受験勉強でも遺憾なく発揮し,最後まで頑張る決意です。

     

    【主な大会結果】

     ・第50回県高校新人大会 団体第3位

     ・九州高校新人大会出場

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