公開日 2022年04月06日(Wed)
引き続き,令和3年度の始業式です。
11年ぶりに本校へ再赴任された濵島校長の式辞では,新学期を迎えるにあたり,2つのお話がありました。
「一つ目に,『謂うなかれ,今日学ばずとも来日ありと。謂うなかれ,今年学ばずとも来年ありと。日月逝きぬ,歳,我と延びず。ああ老いぬ,これ誰の過ちぞや』
南宋の儒学者である朱熹の言葉で,人の怠慢な心を戒めた漢詩です。
何かの理由につけて先延ばしにするのではなく,時間を大切にその時その時を充実したものにしていきましょう。
二つ目に,サッカーW杯カタール大会アジア最終予選で,最終的に自力本選出場を果たした日本ですが.日本が属するグループリーグEが“死の組”と称されたことをどのように考えますか。戦う前に諦めますか。執念を燃やして諦めずに勝利を手に入れられるように粘りますか。
皆さんにはなりたい自分よりも,なれる最高の自分を目指してほしいです。」
そして最後に,「コロナ禍の中でも予防に対して高い意識を持ちましょう。また明日,新入生が入学します。温かく迎えましょう。」と述べられました。
今年度より進路指導主任の林先生の講話は,昨年度の「合格体験を語る会」の生徒感想文から,学習面やメンタル面,進路についてたくさんの共有を図りました。
また春休みの過ごし方について投げかけがあり,「私の願いは,継続です。ひとつひとつ小さな目標を積み上げていきましょう。新年度に入り不安もあるでしょうが,ともに悩み,ともに励み,ともに頑張る仲間を作りましょう。」と述べました。
同じく今年度より生徒指導部主任の大山先生の講話では,以下の3つのお願いがありました。
「心身ともに健康で自分を大事に」
「自律(自ら考え,自ら判断し,自ら行動)できる人になろう」
「いじめについて,絶対に許されない」
いよいよ令和4年度がスタートです。