公開日 2022年01月24日(Mon)
【校長講話全文】 今日は,僕の今年の漢字一字の話をします。 直感的に「超」にしましたが,改めて考えてみれば次のような理由です。 まず,自分の中にある「限界」を超えていきたいということです。次に,具体的な目標として、「100の壁を超える」ことです。そのためには,体調を整え,集中力を維持し,ドライバー,アイアン・パターのバランスを取る必要があります。考えてみれば、体調・集中力・バランスは,仕事にもつながります。 そして,「メタ」ということばです。「超」には,カタカナの「メタ」「高次の」という意味もあります。「メタ認知」ということばがあります。簡単に言えば,自分自身をもうひとりの自分が「高次の」視点から見るということです。「メタ」の視点が豊かになれば,多角的で奥の深い考え方ができそうです。さらに「メタ」といえば,最近,facebookがVRとかアバターなど,現実世界とは異なるもう一つの「現実」であるメタバース の開発を進めるために、社名を「meta」にしました。今後ますます聞く「ことば」・「考え方」だと思います。いろいろ勉強していくつもりです。 最後に,新型コロナウイルスの2次被害についてです。 感染したことで心身に負担を感じている人や接触者が、詮索や間違った情報によって、さらに負担を感じる状況のことです。感染の拡大を防ぐためだけに,情報を集め,必要な人に連絡しています。詮索したりして,感染したことが悪いことだという雰囲気ができてしまうと、感染したと疑われることを恐れて対応が遅くなり感染の広がりにつながります。自分のこととして考えて,冷静な判断と感染した人や接触者となった人への思いやりの気持ちが必要です。心配なことは、いつでも学校や医療機関・保健所に相談してください。 みんなで、「感染しそうだから気をつけよう」「感染しそうな所は避けよう」をベースにしながら,「マスクを徹底する」「寒くても換気をする」「冷たくても手洗い・手指消毒をする」をしっかりして乗り切りましょう。 以上です。 |